![]() 寒くて咲けない朝顔の花。 |
![]() 散った野ぼたんの花びら。 |
先週は雨ばかりでした。冷房のない、扇風機の部屋でパソコンと向き合って過ごしていたわたしにとっては過ごしやすい毎日でしたね。パソコンと向き合って、JavaScriptと取り組んで、一冊本を読み上げました。宮坂雅輝著「JavaScript Handbook」っていう本。JavaScriptの入門書でなくて、用例ばかりの本で、必要に応じて使うための本なんですが、わたしは、その全部の用例に当たってみたというわけです。というのは、数年前にJavaScriptの入門書は一応読んで、そのレッスンで『ボタン遊び』というサイトを作ってみた。しかし、それは本に書いてあったコードを書き写しただけのものだった。あれから、C言語とかOpenGLとか囓ったけど、いまだにプログラムを書けるというところまでには至ってないのです。そこで、今度こそは、せめてJavaScriptだけでも使いこなせるようになりたいと再挑戦しているわけ。
ところで、プログラミング言語って、今までいろいろ囓ってみて分かったことは、最初から全部知ってないと、その一番初めところも理解できないという妙なもんなんですね。普通は知らないから入門書を読むということになるんですが、プログラミング言語は、初めから全部知っていないと入門できないという矛盾を抱えているようです。それを感じて、あらかじめ全貌を知っておくために、この「JavaScript Handbook」をやったのです。ほぼ400ページ、全部読みました。JavaScriptの全体の感じは掴めました。JavaScriptはWebブラウザのウインドウの中身を操るやり方なんですね。だから、ウインドウそのもの、それに付随するフレームとか、スクロールバーとか、ウインドウ内の表示画面とかを「もの(オブジェクト)」として扱う、ということなんです。つまり、「別のウインドウを開け」、「そのウインドウにはスクロールバーをつけないで、その中にこういう文字と画像を表示しろ」とか、そういうことをあらかじめWebページに埋め込んでおくわけです。このページの☆が大きくなったり小さくなったりすのは、どの辺りでそうしろ、と書いてあるからです。
そういうオブジェクトの関係を操るプログラミング言語を、オブジェクト指向の言語というんですね。Windowsのソフトを開発するC++言語も、Macintoshのソフト開発のObject-C言語もオブジェクト指向、JavaScriptもその一つで、ようやく、その構造がおぼろげに掴めてきたというところです。さて、これでやっと入門というわけで、今度はO'REILLY版のDavid Flanagan著村上列監訳安藤進、垰井正雄訳「JavaScript」第3版を読み始めたところです。この本は、プログラミング言語としての「JavaScript」を記述しているんですが、わたしにはまだちょっと難しいところがあります。プログラミング言語を扱う人たちの独特の言葉遣いがあって、まだそれにちょっと着いていけないという感じなんですね。でも、その感じが分かったというだけでも、上達したのかな、と自分を慰めるわけ。何とか夏休み中に読み終えたいです。
![]() 野ぼたんの花。 |
だんだんと大きくなって行く☆がちょっとうるさいですかね。「Javascript Handbook」という本に載っていたJavascriptのサンプルのコードを使ってみたというわけです。このところ、午前午後と、高校野球の甲子園中継を見たり、Javascriptをやったり、そして疲れると昼寝、という具合で夏休みを実感しています。といっても、これが定年退職後の生活ってこういうことになるのかなあ、という不安もちょっと心を過ぎります。終戦記念日も近くなると、それに関した特集がテレビや新聞に現れていますが、イラクや北朝鮮のことも絡んで、「自衛力」から「武力」へと変わっていく下敷きが敷かれ始めたような感じで、世相にも薄気味悪い感じがあります。「不況」「少年犯罪」がバネに仕掛けられるのかなあ、という予感もします。もしも、個人が直接的な社会行動をするようなことになるなら、それなりに「考え」というものを持たなくてはなりませんよ。わたしは、そういう考えを持ってないで、呑気に勝手に生きているので、そういうのって面倒ですね。
Javascriptは、ご覧のように画像を動かすところから次に「cookie」を扱うとこまで来ました。スクリプトのコードを書くっていうのは、「if文」とか「for文」とかという、条件や繰り返しがどれくらいうまく使えるということらしいと解ってきました。わたしはそれがうまく使えないのです。条件にならないことを条件にしてしまったりして、その条件の立て方がわかてないのです。コンピュータは厳密ですから、適当に解釈してくれない。で、自分の「適当さ加減」が分かってきて悔しいけど面白いですね。人間関係は適当なところで成り立っているわけですよ。それがいいんだと分かってくる。Javascriptを使いこなすには、そのメソッドとかプロパティとかというものをかなり沢山覚えないとならないみたいで、行く先は遠い感じです。
![]() 8月5日の稲妻。 |
昨年ほど凄くはなかったけど、昨夜も夕立になりDVカメラを廻して稲妻を撮影した。じっとカメラを覗いているわけではなく、廻しっぱなしにしてテレビを見ながら夕食を食べていました。そのテープを今朝巻き戻して見たら、稲妻が写っていたというわけ。余り感慨はなかったけど、仕掛けた網に小物がかかっていた程度に嬉しかった。昨日は山になっていた郵便物を片づけてシャワーを浴びたから、夕立、稲妻、シャワーと揃って夏を実感したというわけですね。太平洋高気圧が余り強くないようで、雷様も力を余り出せなかったのかも。
ところで、夏になるとパソコンの調子が悪くなる。わたしの仕事場のパソコンが置いてあるコーナーは冷房が入ってないので、熱が籠もって暑い。そこで、パソコンの箱の蓋を外して専用の扇風機で風を当てている。CPUは熱に弱いんですね。先ずハードディスクの立ち上がりが遅くなる。マウスの反応も悪くなる。クリックして暫くしてフォルダーが開くとか、ウインドウの切り替えで画像がなかなか消えないなんて状態になったりするので、パソコンの中が汗でべとべとしているような印象で、ああ、夏だなあと思うわけです。
![]() 毎日咲く朝顔の花。 |
八月に入ってようやく夏らしい暑さになってきた。部屋を片づけるのが、この夏休みの課題だが、一昨日、古雑誌を5束紐で縛っただけで汗だくだくになり、まあ、ゆっくりやればいいやと、それより、どうしてもマスターしたいJavascriptに勤しんでる。Javascriptは一応本を読んで解っているけど、思うままにコードを書くことが出来ない。普通使うコードなら、サンプルは幾らでもあるから、それをコピーしてくればいいのだが、わたしとしては、何か自分なりのコードを書けたらという思いがある。それには、Javascriptが持っている「オブジェクト」とか「プロパティ」とか「メソッド」を頭に叩き込まなければならない。この夏はそれを何とかしたいですね。
そこで、「Javascript Handbook」というのを買ってきて、ここに書かれているサンプルを一つ一つ検討しながら書いてやってみようと始めたわけです。ブラウザによって書き方が違うので、そのIEとNNの両方に通じる書き方、これを「クロスブラウザ」というらしいんですが、そのブラウザの扱いから始めて、ウィンドウ、ダイヤログまで来たところです。Javascriptは、「オブジェクト」と、その「プロパティ」と「メソッド」を、条件文などで組み合わせた構文を作って、Webブラウザの上に文字や画像を配置し、それをどう動かし行くかということなんですね。それが使いこなせれば「Webデザイナー」ということになるんでしょうが、わたしはむしろその「オブジェクト」という考え方を理解したいということなんです。コンピュータのソフトは抽象的な概念の空間ですが、それを感覚的に把握するところで「オブジェクト」という考え方が出てきたんじゃないと思うんですね。その抽象と感覚を結ぶ辺りって、なんか面白いじゃないですか、というわけです。
昨日は、「ダイヤログ」を使ってデタラメをやってみました。