5.7  

ますび工房見学3・いわゆるCGのできるまで

いわゆるふつ〜の「まんが塗り」のCG編です。
ただ、わたしの場合、線がぶっちぶっち切れているので、線で囲まれた部分を
自動選択ツールでちょんと選択して色を流し込む、という作業ができません。
そのため、これもまたちょっと変則的な塗り方をしてます。めんどくさいけど、
鉛筆でザッザっとラフに描いた絵なんかも、この塗り方だったらええかんじで
塗れるのではないかと思います。

(Photoshop4.0J使用)

1.スキャナ *解像度144dpi・グレースケール

 紙に鉛筆で描いた絵をスキャンします。印刷用の絵だったら、それなりの解像度で。
 今回は、「どんぐりCG」のところでも書いたように、まず144でスキャンしておいて、明るさ・コントラストを調整します。
 その後72に落とし、シャープ(輪郭のみ)をかけます。

2.顔その1 *解像度72dpi・RGB(以下同)

 モードをRGBにして、色を塗り始めます。レイヤーを作って、上から色を塗っても線が消えずに済むように、「乗算」にします。以下、レイヤーはすべてこれ。
 顔のまわりをざざっとなげなわツールで囲み、大きめのエアブラシで色をつけていきます。この絵では、肌は地の色・影・ピンクの3色程度。そのあと、目の中・口紅を塗って、「目ばちこ」(命名:りえぞうせんせい)部分の肌色を消しゴムでちょんと消します。

3.顔その2  

 はみ出た部分を消しゴムで消します。こういう時、やっぱりレイヤーは便利。前髪のところは余裕を持たせてざっと消しておきます。
 こんなかんじで腕も塗ります。

4.顔の正体  
 色部分のレイヤーだけ見ると、こんなかんじ。まぬけです。

5.髪  
 髪用のレイヤーを作り、同じように塗ります。(レイヤーは、パーツごとに分けて作るとキリがないんで、重なってない場所同士をテキトーに選んで、2〜3枚くらいにまとめときます)
 大きめのエアブラシでざっと色を乗せてから、つやつやにしたいところを指先ツールでなでなでし、質感を出します。
 塗り終わったらまた消しゴム。毛先は、消しゴムの透明度やらフェードやらをいぢくりつつ、自然な感じになるようにします。

6.着物その1  
 着物の柄を作ります。なんかありもんの模様を貼りつける場合は素材集があると便利ですが、手元になぜかおりがみがいっぱいあったので、今回はそれをスキャンして使いました。
 着物をざざっとなげなわツールで囲み、コピーしといたおりがみを選択範囲内にペーストします。できたレイヤーは、また「乗算」にしといてね。

7.着物その2  
 ペーストしたままだといかにもぺったんこなので、エアブラシで少し陰影をつけます。そのあとまた消しゴム。
 帯・帯あげも同じ様に別のおりがみをペースト。
 半襟・袖口にも少し影をつけ、なんちゅ〜のか知りませんがはしっこの縁飾りんとこにオレンジをさします。

8.背景  
 土手用のレイヤーを作り、ぺた〜っと塗っておいてから、ノイズ/水晶/ブラシストロークをかけて、草っぽくします。遠景なので一発ぼかしをかけて、更に上の方と右下の方に軽くエアブラシの消しゴムをかけてぼかします。
 空は雲模様でお手軽に。下の方の土手と重なる部分をおおざっぱにカットしてから、合わせ目のあたりにエアブラシの消しゴム。
 ここらへんが左の絵の状態で、まだ背景が人物に重なってます。2枚の背景をを合成し、いらん部分を消します。

9.完成  
完成図はココを見てね  画像を統合して出来上がり。


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