-究極の蔵元-

清酒の質を追求していけば、どのような蔵元になるでしょう?

私はその究極の姿が黒龍に非常に近いものだと確信しています。

高くて、美味しい酒というのは色々あります、しかし、この価格でこの味という蔵はそうはありません、黒龍の凄いところは、ラインナップすべてのお酒が、価格以上の品質を持っていることです。

 例えば、当店で実施したブランドの試飲会では、 3,300円の特選吟醸を飲んだ人のほとんどが他の蔵では6,000円前後の大吟醸だと評価しましたし、 1,700円の逸品はこの価格とは思えないコストパフォーマンスで、お燗でも非常に美味しいお酒で日常のお酒としては、最高の部類に入ると思います。

 

 そしてさらに、吟醸酒に古くから取組み、蔵内酵母の使用など独自の技術を駆使してできるお酒は、旨み、香り、深みの揃った非常に高いレベルでバランスしたお酒です。 全てのラインナップが一クラス上の味わいを持つ正に清酒業界の最高峰といえる蔵元です。

 

 釜は企業秘密という事で、公開する事はできませんでした。

 これは、お米を蒸した後に米を冷やすための放冷機です。

 最近の温暖化の影響で、外気温度だけでは、充分に冷えない為、熱交換機を使い、充分に冷えた冷気を送り込んで、お米を冷却します。

 

 

 

 麹室は残念ながら、消毒済みで開放厳禁になっていましたので、見る事が出来ませんでしたが、様々な麹に最適の環境を提供できるように、独立した麹室がいくつもありました。

 この設備は他の蔵元では見られないものです。

 左の写真は酒母室です。壁に沿って降りてきているパイプは冷水を循環するもので、実際に酒母を作る時はこの冷水を使って温度をコントロールするようになっています。

 

醸造タンクの上には右の写真のように床が張られていて、安全に醪を管理する事ができるようになっています。

 まるで体育館のようなフローリングになっていました。

 

 

 

 左の写真が醪を搾る時に使うヤブタです、他の蔵に比べて、かなり清潔に管理されています。

 大吟醸クラスは舟で搾られます。

 生貯蔵の瓶詰め風景です、一度熱湯の中に通っているパイプをくぐって、加熱殺菌されたお酒は熱交換機によって急速に冷却され、瓶詰めされます。

 熱が加わっている時間を短くする事が酒質を管理する大切なポイントなのです。

 

 

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